独創的なアパッシメントを取り入れた革命的バローロ

①味わい＆テイスティング

グラスに注ぐとオレンジがかったルビー色、すごく綺麗です。

口中に広がる複雑で魅惑的な香り、なんとも言えない柔らかさも感じます。

アパッシメントと呼ばれる手法でワインを創るのですが、糖度を増してフルボディに仕上げる事によって濃縮された中にもしっかりとタンニンも感じるとてもバランスの取れたワインです。

どのワインサイトにも記載されていますが、本当に長い良い余韻が感じられます。

②このワインを紹介する理由

味わいでも記載しましたが、バローロで初めてアパッシメント(陰干し)した葡萄で造ったワイン

アパッシメントはイタリアの高級ワイン「アマローネ」での手法

干し葡萄のような柔らかさとバローロの力強さを併せ持ち、とても飲み心地の良いワインです。

バローロらしからぬ果実の厚みとボリュームで良い意味で裏切られます。

③こんな方々に飲んで欲しいワインです。

このワインの特徴である、濃縮された中にもタンニンが感じられるしっかりとしたボディのワインなので今日はガッツリ行きたい方、自分に対してだったりお知り合いに対してのお祝いしたい気分の時なんかはこのワインがしっかりとサポートしてくれます。

④どんな料理が良いか？合わせやすいか？

ドライな脂身の有るお肉料理とかにも良いと思いますし

コクのある料理にも合わせやすいかと思います。

ジビエ料理、甘辛煮つけ料理等

⑤思い描くこのワインを飲むシチュエーション

イタリアの高級ワイン「アマローネ」の手法で造られたワインですので、イタリア通の方と

飲むのは一番かと思いますが、ご家庭でも脂身の付いたお肉料理に合わせて頂くと良いかと思います。

勿論、イタリアンレストランでお肉料理に合わせて頂くとゲストが喜ぶのは間違いなし。

⑥このワインに抱く印象

およそバローロらしからぬ印象があります。

飲み口はスムーズでブラインドですと、おや？ニューワールド？って錯覚も覚えます。

バローロでのアパッシメントがアマローネみたいに感じるのにバローロの強さがある。

なんとも言いようの無い美味しさがあるワインです。

そして何と言っても最大の特徴が若い内から親しみやすい円熟味が楽しめ

熟成させても円熟味が増す、素晴らしい特徴のワインです。

ちなみに

ルカマローニで98点(2017)、96点(2016)、95点(2015,2014,2013)